公開講座
【3月公開講座】豊臣秀吉と博多

受付中
開催日
2025/03/12
講師
九州大学名誉教授・福岡市博物館総館長中野 等 氏
会場
九州学士会事務局
会費
九州学士会会員:無料
非会員:1,000円
豊臣秀吉は九州平定の時と朝鮮出兵の時、自ら九州に下向していたます。今回は「豊臣秀吉と博多」という演題のもと、前者についての話題を提供していきます
島津義久の圧力におされた豊後の大友宗麟は大坂の豊臣秀吉に救援をもとめます。秀吉はこれに応じて、まず毛利勢などの先遣を下し、ついで天正十五(1587)年三月自ら軍勢を率いて九州に入ります。圧倒的な軍事力で島津義久を屈服させて秀吉は筑前箱崎に凱旋し、筥崎宮にしばらくとどまって戦後政策に着手します。
ここでは秀吉は新たな九州国割り(大名配置)を行い、さらに戦禍を蒙った博多の復興を進め、さらに朝鮮出兵にむけた交渉を開始します。いわゆるバテレン追放令を命じたのもこのときとなります。秀吉の滞在は一ヶ月に満たないものでしたが、政権の基本とでもいうべき重要政策を矢継ぎ早に実施していきます。今回は、実際の史料を踏まえつつ、こうした話題を紹介したいと考えています。
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